子ども・若者の力を育てる国際協力NGO フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
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代表ごあいさつ

代表ごあいさつ
FTCJ創設者 中島早苗
フリー ・ザ・チルドレン・ジャパン創設者 中島早苗

私がフリー・ザ・チルドレンに出会ったのは、1997年に米国NGOでインターンをしていた当時25歳の時です。ある雑誌で「12歳の少年が児童労働撲滅のため、NGOを設立!」という記事を読み、大きな衝撃を受けたのを覚えています。そこには、「子どもは助けられるだけの存在ではなく、自身が変化を起こす担い手である」というフリー・ザ・チルドレンの理念が書かれていました。

これを見て、私がこの言葉に子どもの頃に出会っていたらなぁ、と思わずにいられませんでした。私自身、中高生の頃、子どもが社会問題に取組めるなんて思いも寄りませんでした。そして、この理念は日本に必要だと思いました。

日本では、協調性が大変尊ばれます。これは大切で素晴らしい文化ですが、時として和を重んじるばかりに、問題があってもそれに対して声を上げる、ということが憚られる文化だと思います。また、年上の者を気遣いすぎて子どもや若者が意見を発言しにくいという風潮があります。

しかし、おかしいことはおかしい、と声を上げる勇気や、年齢に関係なく誰の発言にも耳を傾ける謙虚さの重要性をおとなになって気付き、日本にフリー・ザ・チルドレンを紹介しようと、帰国後の1999年にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンを立ち上げました。

夏キャンプの様子(2004年) 児童労働ネットワークで集めた署名を、小宮山厚生労働副大臣に渡す子どもメンバー(2010年)
夏キャンプの様子(2004年) 児童労働ネットワークで集めた署名を、小宮山厚生労働副大臣に渡す子どもメンバー(2010年)

しかし、最初はなかなか子どものメンバーが現れず活動の難しさを実感し心が折れそうになりましたが。今では1000人近い子どもや若者が活動するまでになりました。活動を通じて日本の子どもが、世界の子どものために立ち上がる姿を見るにつけ、子どもの持つ力に感動しています。

しかし、子どもには力がありますが、その芽を育てられるかどうかは、周りのおとなの姿勢にかかっていると実感しています。子どもの持つパワーを多くの方たちと繋がって伸ばしていけたら嬉しいです、どうぞよろしくお願いいたします。


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