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インド

児童労働者が世界一のインド

インドは経済発展の目覚しい国として、世界から注目を集めていますが、過酷な環境で働く子ども「児童労働者」が世界一たくさんいると言われている国です。インドの子どもの権利が守られるよう、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは支援活動を行っています。

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支援1: 村の自立を応援するプログラム(adopt a village program)

インドのラジャスタン州にある貧困地域の村々が自立できるように、あらゆる角度から支援事業を行っています。

子どもが貧困から解放されてゆたかな人生を送れるようになるためには、 子どもだけを支援しても意味がなく、子どもの親、特に母親が健康的で イキイキと生活できることが必要ですし、子どもが通えるような学校を作る必要がありますし、清潔な水が飲めるようにしなければいけないし、子どもの家族の収入が安定することも大切です。

このように、様々な側面から支援をすることで、村の人々が自立することを手助けするプログラムです。

村の自立を応援するプログラムの4つの柱

ステップ1:学校を建て、子どもの教育を受ける権利を確保する。
ステップ2:井戸を作り、子どもとその家族がきれいな水をえられるようにする。
ステップ3:診療所を設置し、子どもとその家族の健康を向上する。
ステップ4:子どもの家族の収入が持続的に増えるような支援をし、自立をうながす。

このような「村の自立を応援するプログラム」は、インドのほか、FTCのネットワークがあるハイチ、ケニア、シエラレオネ、エクアドル、スリランカでも実施しています。

映像で見るインドの現状と支援プログラム

インドのラジャスタン州の支援地域の現状

この地域の村はどの町からも離れていて他の村から孤立しているため、村人は独自の文化や習慣に従って暮らしています。もと もとはカースト制度も持たない地域だったのですが、インド社会全体のカースト制度導入によって、職業や政治的な面で色々な区別が生まれるようになりまし た。村人たちは今、こういった現代社会の成長に対応していくのにとても苦労しています。

また、政府が天然資源の開発に力を入れるようになったことで、村の人々は他の地域に移住させられたり、土地をうばわれたりするようになりました。

地域の経済の現状

この地域の村の主な産業は、農業。トウモロコシ、小麦が主に生産している作物ですが、この地域はとても乾燥しているため栽培は雨季のみに限られます。これらの作物は村の中のみで消費されてしまい、外の市場に売って収入を得られるほどの収穫がないのが現状です。

そして、雨が降らない時期は牛を育てて家計をやりくりしますが、これだけでは生活ができないため、多くの村人が町へ出稼ぎに行っています。出稼ぎに行く 人の多くは、ウダイプールの町の工場、工事現場などで肉体労働に従事しています。 また、村の中で政府の開発事業(道路建設)などの仕事をする人もいます。

その他に、違法とされているお酒の製造に関わっている村人もいます。このお酒は町で高く買われ、村の大きな収入源となってしまっています。

地域の児童労働の現状

男の子は12歳くらいになると、町へ出稼ぎに行きます。多くは工場で働いたりや店の清掃、レストラン店員、工事現場などで働いています。子どもの給料は とても低く、また仕事は過酷です。そしてほとんどの場合は家族と引き離されて暮らさなければなりません。村の子どもの2人に1人はこういった児童労働に従 事しています。

また、女の子は12~16歳くらいで結婚することが多く、結婚の印である鼻輪をつけた若い女の子たちが村の工事現場で働いているのは、よくみる光景です。女の子は、結婚もしくは小学校を終えたら、家計を助けるためにフルタイムで働くのは当たり前とされています。

“男女に関わらず働き手が必要”とはいうものの、実際には女の子が先に学校をやめさせられ、働くことを求められることがほとんどです。多くの女の子は小学校4年生までで学校を中退し、働くか兄弟の面倒を見なくてはなりません。

地域の教育の現状

この地域の村の多くは、学校がありません。そのため、遠くの学校まで歩いて通わなくてはならず、卒業する前にドロップアウトしてしまう子どもが大勢います。また、学校の教室や先生の数、教科書、机、椅子などの設備も整っておらず、教育の質がとても低いのが現状です。そういったことから、親たちの中には「こんな学校に子どもを通わせるのは時間の無駄」という意見も多く、子どもを学校に行かせず家の手伝いや仕事をさせているという家庭も多いのです。

地域の医療の現状

村は交通の便のとても悪い場所にあり、近くに病院やクリニックは1つも ないので、村人は十分な医療サービスを受けることがなかなかできない状況です。インド伝統のアーユルベーダやハーブなどを使った治療法を知る村人もいない ので、近代的な医療に頼るしかありません。そのため、村人が何か病気にかかったり、工事現場で事故にあったりした時は、バスに乗って遠くの町の病院まで自 力で行かなくてはならないのです。

村では特に、アルコールによる病気や不衛生な環境によって皮膚病などにかかる人が多くいます。


インドのラジャスタン州ウダワド村を支援しよう!

2009年5月にインドのラジャスタン州ウダワド村での自立支援事業がスタートしました。自立支援事業には自立支援プログラムの4つのステップ(約5年計画)での実施を計画しています。

2011年3月末までに、ステップ1の学校建設を終了し、2011年4月よりステップ2の井戸建設が開始されています。2011年4月以降は、その後のステップや他の村の自立支援実施のために、寄付を募っています。みなさまの温かい支援をお願いします。

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支援の経過ご報告:ステップ1の学校建設が完了しました!

2009年5月にスタートしました、ウダワド村の自立支援プログラムのステップ1である学校建設事業が2011年4月に完成・終了いたしました。みなさまの温かいご支援、誠にありがとうございました。

現在は、井戸建設やこどもの健康向上に向けた支援にむけて事業を進めており、フリー・ザ・チルドレン全体として、引き続き教育支援も行っていく予定です。詳しいレポートは以下よりダウンロードください。

 

 

支援2: 「マクタニール子どもの家」運営支援プログラム

インドの西ベンガル州にある「マクタニール子どもの家」は、現地パートナー団体が運営する、 児童労働をしていたり、家族に見捨てられ路上で生活するなどのかこくな環境にいる子どもを救出し、子どもが権利を守られ、安心して生活できる環境を提供しています。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンではこの施設で生活する子どもが教育を受けられ、健康的、文化的に過ごせるよう支援をしています。


「マクタニール子どもの家」があり、約40人の子どもが生活しています。子どもたちは昔、児童労働をしていてスタッフの人たちに救助されてきたり、親が貧しくて育てられず、シェルターに連れてこられて生活するようになった子もいます。このシェルターで子どもたちはベンガル語や英語、算数の勉強をしたり、手に職をつけるための勉強をしています。

また、現地パートナー団体はは子ども支援のために多くの事業を行っています。

  • 貧しい農村に学校をつくる
  • 親に教育の大切さを知ってもらうための勉強会
  • 子どもの健康調査
  • 子どもたち同士の話し合い
  • 学校の先生同士の話し合い・勉強会
  • 貧しい農村の子どもたちが学校にいけるように、村全体の収入を上げるための活動など。

FTCカナダと共に2002年に学校建設も行ったことがあります。現在に至るまでフリー・ザ・チルドレン・ジャパンとはパートナー団体として、施設に暮らす子どもの支援を行っています。現在は文通プログラムを通した支援を行っています。

 

 

文通プログラムを通してインド・マクタニールの子どもを応援しよう!

文通プログラムに参加し、インドを希望されると、マクタニール子どもの家で暮している男の子と文通をすることができます。インド文通プログラムの参加費は、マクタニール子どもの家で生活する子どもの文房具や本、食費、薬代などに使われます。詳しくはこちら

 


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