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● ● ● 世界のリーダーシップトレーニングの紹介
 Leaders Today (リーダーズ・トゥデイ)
 http://www.leaderstoday.com
 
日本からの参加者の報告

 
▼インド・ボランティアツアー

 
▼タイ・ボランティアツアー

 ▼ケニア・ボランティアツアー

 ▼エクアドル・ボランティアツアー

 ▼リーダーシップアカデミー
 
インド・ボランティアツアー 2001
 
7月に「リーダーズトゥディインディア2001」という企画に参加し、間インドへスタディーツアーに行きました。クレイグを初め彼の兄マークや、カナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、スイス、メキシコなどから仲間達が集って2週間旅を共にしました。日本からは高校生メンバーが3人、メンターが3人の計6人が参加しました。

マザーテレサの修道院へ行き、その施設でボランティアをしました。さらにFTCが建てた学校やリハビリテーションセンターに行き、そして学校建設を実際に手伝ったり、学校の生徒たちと交流したりしました。
 

▲参加した日本のメンバー(タージマハルの前で)
  <報告者:町井 望(当時高校2年)>
このスタディーツアーはボランティアをするだけではなく、リーダーシップトレーニングもした。リーダーシップトレーニングとは子どもの力を引き出すための、社会でその力を発揮するためのトレーニングだ。

毎夜ミーティングを重ね自分の考えや感じたことを述べたりこれから自分たちはどう生きていくべきかなどを話し合ったりした。二人組みになり何分間か見つめ合ったり、グループになり一人ひとりの長所をみんなで言い合うことなどをしてグループの大切さ、絆の大切さを教えてくれた。
 
クレイグの兄のマークが「子どもが社会の問題に立ち向かって行く時、一人ではできない。だからグループが必要なんだ。そしてそのグループの一人ひとりがリーダーだ。どんな人でもリーダーになれるし、いろいろなリーダーがいていいんだ。」と私に言った。私はこのトレーニングによって、子どもの私が活動してもいいんだ!という自信をもらった。

私はこのツアーの中で大きな勘違いに気づいた。それは、クレイグのことである。彼は日本でテレビや新聞で紹介され、本も出版している。そのためか、私はクレイグがみんなのことを先導している特別な人のように感じていた。しかし彼はみんなに何か指示するわけでもなく、特別な存在でもなく、あくまでもグループの中の一人のメンバーであったのだ。他国のメンバーはリーダーシップトレーニングを前々から受けていて、クレイグはその一人でもあった。クレイグはメディアの力を利用した時にたまたま代表になった話のうまい青年であったのだ。「どんな子どももクレイグのように社会を動かすことができる。」そのことを確信した。また「その鍵をにぎるのは教育である」と同時に感じた。
 
 

▲学校建設を泥だらけになって手伝った
 
 日本の子どもたちは子どもは子どもらしく学校に行って与えられた勉強をするものだ。国際問題、社会問題には興味があるが自分とはかけ離れた大きな問題で手は出せない。あるいはまったく興味がない。というような考えの子どもたちが多いのではないだろうか。私もFTCに出会うまではそうであった。しかし、子どもだからといって何もしないことは、とてももったいないことだ。子どもには子どもだからこそできることがあるのだ。子どもたちの「みんなが平等でありたい」「地球を守りたい」「どうにかしたい」という純粋で真っ直ぐな心は人の心を動かすことができる。今も世界中で互いの思想、意見、文化の違いで貧困問題環境問題、南北問題、国際紛争など多くの問題が難題となっている。解決を試みても大人のお金への執着や地位や名誉への貪りなどの心の闇の部分が、かえって問題を複雑にすることも少なくない。そんな中で子どもたちは知識は未熟にしても、その純粋な心で斬新な智慧を社会にもたらすことができるだろう。また、社会問題は多くの人々が知ることが解決の第一歩だが、クレイグが世界各国のメディアに取り上げられ児童労働の現状を多くの人に伝えられたように、その役目も子どもたちは大人以上に果すことができたりする。
 

▲フリー・ザ・チルドレンが立てた学校
   インドの物乞いの女性が「私たちは、今日食べるものがあるかどうか、それが大事なんだ。」と言った。貧困は明日のことさえ考える余裕をなくす。先進国の私たちは未来を考えることができる。それならば私たちの中から他人の苦しみを自分の苦しみとして引き受ける人が出なければこの社会の問題を誰が引き受けるのだろうか。これからの世界を背負うのは子どもたちだ。子どもたちの平和を願う心世界へふみ出すための具体的な力を育むことこそが未来を見据えた真の国際協力ではないだろうか。
 
 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン/ リーダーシップトレーニング事業
info@ftcj.com