特定非営利法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
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こうすれば活動は
うまくいく!
 

[はじめの一歩]
活動を始めるための7ステップ!

 
Free The Children(フリー・ザ・チルドレン)では、子どもたちが主体になって活動します。
「FTCJのメンバーになったけど、何から始めたらいいのかわからない…」そんな時は、まずこれを読んで、
7つのステップを一段ずつ上がって、実際にやってみましょう!
☆ ひとりでは不安、ちょっとはずかしい…そんな時は家族や友だちと一緒に始めてみましょう!
 
ステップ1●自分が取り組みたい問題を決めよう!
ステップ2●その問題について調べてみよう!-知は力なり-
ステップ3●仲間を見つけよう!
ステップ4●とことん話し合おう!
ステップ5●目標を決め、計画を立てよう!
ステップ6●行動を起こそう!・・・振り返る事も忘れずに。
ステップ7●楽しむことを忘れずに!
体験談●クレイグ少年の場合
 
ステップ1●自分が取り組みたい問題を決めよう!

最初のステップは、「何かしたい!」と思う問題を見つけることです。
住んでいる地域や学校、社会などで「不平等だ、おかしい」と疑問に思うことはありませんか?
また、ニュースや新聞を見たりして、ほかの国や世界のことで、「これはおかしい!」、「もっと良くしたい!」と思うことはありませんか?

■例えば…
あなたがこう感じたら… 取り組む問題はこれ!
私たち日本人は余るほど食べ物があるのに、北朝鮮では餓死で死んでいく子どもたちがいるのはどうして?私は世界中から飢えをなくしたい! 世界の飢え
飢餓問題
児童労働って何?どうしてこんなに小さい子どもが働かなければならないの?私たちと同じ年齢の子どもたちが、一日14時間も働かされているなんて…。なんとかしたい!
働く子どもたち
児童労働問題
戦争によって何の罪もない人や、子どもたちがたくさん亡くなっている。同じ人間同士なのにどうして?世界を平和にしたい! 戦争(紛争)問題
自分の通う学校にいじめられている子どもがいる。もう見ていられない!やっぱりクラスで仲良くしたい! いじめ問題
ここが
ポイント!

1. 自分のやっていることに自信をもって活動しよう!
2.「これを変えたい!」と思ったものに関しては、徹底的に取り組もう!

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ステップ2●その問題について調べてみよう!-知は力なり-
@関心を持つ問題に対して「何かをしたい!」と思うとき、より詳しく、より正確にその問題について知りましょう。
そして、今起きている問題の新しい情報を知るために、新聞・雑誌を読むことを忘れないでください。
「知は力なり」と言われるように、知識を得ることはとても大切なことなのです!

A原因や解決策、私たちに何が出来るかを考えてみよう!
 ?どんなところで調べればいいの?
図書館 近くの図書館、大学付属の図書館、国会図書館(大人に手伝ってもらいましょう)などで、本や論文、雑誌、新聞を見つけることができます。
インターネット 日本語検索サイト http://www.yahoo.co.jp  http://www.google.co.jp  など。
テレビのニュース 日本語のテレビのほかに、英語のCNN、BBCなどの報道番組もあります。
政府 インターネットや電話、また直接会って話を聞きくことができます。
調査・インタビュー 実際に自分たちで調査したり、専門家の人に話を聞いたりします。
その問題に取り組む
組織、団体
その団体のホームページを見たり、電話をしたり、直接事務所などに会いに行って話しを聞きくことができます。
会社 会社のホームページを見たり、電話をして担当の人を教えてもらい、話を聞きます。
雑誌や新聞 最新の新聞・雑誌を読んだり、図書館においてある過去の新聞・雑誌の記事を見つけることができます。
映画 関連する映画を見るほか、ビデオがおいてある図書館で映画を探して見ることができます。
身近な人 学校の先生、校長先生、家族、友達、近所の人など、周りにいる人から話を聞くことができます。

※調べる方法はこれだけではありません。自分でいろいろな方法を見つけていきましょう!
■例えば… あなたが「児童労働について知りたい!」と思ったら…

●児童労働ってなに?どうして子どもが働いているの?
  →インターネットで調べてみる。(Yahoo!で「児童労働とは?」と検索してみる)

●世界には何人の子どもたちが働いているの?どんな仕事をしているの?
  →世界の子どもに詳しい団体に聞く。(ユニセフなど)

●児童労働によって誰が儲けているの?
 →図書館で「児童労働」についての本や、過去の新聞記事をさがして読んでみる。

●子ども達を守るために、各国はどんな法制度があるの?新しい法律を作る必要はある?
  →世界の児童労働について詳しい国際機関に聞いてみる。
   (国際労働機関(ILO) http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/index.htm )

●解決のために何がなされているの?私たちにできることは何?
 →児童労働について活動するFTCJメンバーや、他の団体を訪問したり、電話してきいてみる。
  NPO法人ACE(エース)http://acejapan.org/
  児童労働ネットワークhttp://cl-net.org/act.html
  国際子ども権利センターhttp://www.jicrc.org/pc/index.html
…など
ここが
ポイント!

1.分からなかったら、周りの人に助けてもらいましょう!
2.疑問に思ったことを紙に書き出して、一つずつ調べていくといいでしょう。
3.書いてあることが、正しいとは限らない!
…例えば、本によっては書いてあることが違う場合があります。そんなときは、その他に、いろいろな情報を調べて何を信じればよいのか、自分で判断しましょう!
※特にインターネットなどでは、偏った考えを書いている場合もあり、誰が書いているのかも、何を根拠にしているのかも、はっきりしないことがあるので、十分注意しましょう!一般的に、大学や政府、国連などの組織による情報はある程度信頼できるものであるといえますが、すべての組織はそれぞれの独自の視点を持っているので、問題を調べる時は、いくつもの資料を比べながら調べていくとよいでしょう!

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ステップ3●仲間を見つけよう!

@自分の調べたことを、友達、家族、クラス、学校の先生や校長先生、また地域の人々に話そう!
その問題に対して一緒に何かできることはないかを聞いてみたり、「一緒に何かしよう!」と誘ってみよう!

A興味を持った人を集めて、グループを作りましょう!
FTCJの支部でも、部活やクラブでも、地域のグループでも良いので、同じ気持ち、考えを持つメンバーと一緒に次のステップに進みましょう!!

■例えば… 文化祭で児童労働について発表したり、
作文に書いて学校の集会で発表したりして、
学校全体に活動を呼びかけてグループを作ったFTCJメンバーもいるよ。

その他に、クラスの前で話をさせてもらったり、劇や展示会などを通して
気持ちを伝えれば、「一緒にやりたい!」という仲間も増えるし、
その問題について多くの人に知ってもらえるよ!
ここが
ポイント!

1. あなたの情熱が大切!
2.おとなの人にも、子どもだけでは出来ないことを手伝ってもらったり、
アドバイスをしてもらおう!

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ステップ4●とことん話し合おう!

@一緒に活動してくれる仲間が見つかったら集まろう!
?どんなところで話し合いをすればいいの?
みんなが来やすい場所を選ぼう!例えば→誰かの家、学校、公共の集会所や教会、地域の図書館の学習室、飲食店…などなど

A まずは問題についてみんなの考えを集め、何をしたら良いかなど話し合おう。 
自分たちの考えや知識を共有して(わかちあって)、やりたいこと、やらなければいけないことなどをとことん話し合って決めていこう!

■例えば… 「第2回ミーティング」

4月20日、放課後2:00〜4:00、学校の教室で。
話し合いの目的: 児童労働問題について学ぶ
内容: @□□君と△△さんから、調べたことの発表
      A発表について思ったことを話し合う
      B私たちに何ができるか、とことん話し合う!
      C次の話し合いの日時、内容などを決める
記録係: ○△さん
ここが
ポイント!

1.全員で次のことを確認しよう!
★自分と意見が違っても、敵ではなく、同じ目的を持つ仲間です。
  いろんな意見を聞いて最良の解決策を見つけよう。他の人の意見を最後までよく聞こう。
★長時間話し合いをする時には、集中力が切れてしまいます。
  1〜2時間ごとに休憩をとって気分転換をしよう!
★どんな意見でも、それは宝です!大事にしましょう!


2. やってみようと決めたら途中で投げ出さないで!
  問題を解決するなんて無理だと思ってしまうことも絶対あると思うけど、
  自分たちを信じてがんばって続けよう!

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ステップ5●目標を決め、計画を立てよう!

@具体的に何を成し遂げたいか(目標)を決めよう!
A目標を達成するために、何をすればいいのかを考えよう!想像力を使って、さまざまな新しい企画を考えてみよう!
B何をするのか決まったら、更にいろんなアイディアを取り入れて行動計画を立てよう!

?みんなはどんなことをしているの?たとえば、FTCJで活動している仲間たちは、こんな活動をしています!
【勉強会】 児童労働問題についての勉強会をしました!各自で調べてきて発表をしたり、実際にインドやカンボジアなど、現地に行ってきた人を呼んで、グループで話をしてもらったりしました。
【講演会】 地域のボランティアイベントで、児童労働についての講演をして、児童労働の実態と、私たちのグループについて話しました。
【スピーチコンテスト】 スピーチコンテストで、児童労働について英語でスピーチをして、優勝しました!
【街頭募金】 駅前や人通りの多いところで、募金活動をしました。
【フリーマーケット】 使わなくなったものを売って、募金しました!
【物資支援】 アジアやアフリカ、中東の国に、洋服や学用品を送りました!
【バス】 フィリピンにある、性的虐待を受けた子どもがケアを受けているセンターに通学用のバスを贈りました。資金は街頭募金で集めました。
【世界会議に参加】 世界会議に参加して、色々な国の人と意見交換をしてきました。
【チャリティーコンサート】 演奏のうまい人を呼んで、コンサートを開きました。そこで、募金を集めたり、児童労働について話をしたりしました。
【文化祭展示】 学校の文化祭で、児童労働についての展示をしました。
【スタディーツアーに参加】 児童労働の現状を自分の目で見るために、スタディーツアーに参加し、インドにいって、たくさん学んできました。
【募金箱】 地域のお店にお願いをして、募金箱を置かせてもらいました。

…その他にもたくさんの個性的な活動をしているグループがあります。
■例えば…

●目標: 「フィリピンの子どもに本をおくろう」
●目標を達成するためにする事:
@ なぜ本が必要か多くの人に知ってもらうための学習会
A 本を買う資金を集め(街頭募金とバザー)をして、10万円集める!
●行動計画(街頭募金の行動計画)

活動内容 目的日時・場所 必要な道具 目標 役割分担など
使用許可申請 道路で募金活動をする許可をもらう3月24日
13:00→△□警察署
14:00→○×駅
警察署への申請費用2000円 Cさん
募金箱作成 −3月27日13:00〜
@××高校会議室
ダンボール・マーカー・ガムテープ・折り紙 かっこいいのを3つ作る! みんなで近くのコンビニにダンボールをもらってくる
Aさん→会議室を借りて、道具を先生に借りてくる。
街頭での募金活動 フィリピンに本を贈る!4月1日
13:00〜16:00
12:30集合
○×駅前
募金箱・ポスター・パネル・マーカー・画用紙 3万円 Bさん→道具を持ってくる。
Aさん→集まったお金を預かる。
打ち上げ 楽しもう!4月1日
18:00〜
@Aさんの家
参加費200円 みんなで打ち上げのおかしとジュースを買ってくる。
 
ここが
ポイント!

1. おとなの人に見てもらって、アドバイスをもらうと良いでしょう!
2.忘れていることや、抜けていることがないか、よく考えよう!

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ステップ6●行動を起こそう!・・・振り返る事も忘れずに。

@みんなで立てた計画を実際に行動に移してみよう!

A行動を起こしたら、後でそれぞれの行動を振り返って評価してみましょう。
  それによって、より影響力のある行動を起こすことが出来るようになります。

■例えば… 振り返り(反省会)の例
・良かった点は何か?
・悪かった点は何か?
・どうしたらもっと効果的に、良くなるか?
・何らかの壁(障害)にぶつかったか?
・その障害にどのように対応したか?今後どのように対応するか?
・グループの中で意見がまとまらないことはあったか?意見がまとまらなかったのは何が原因なのか?
・メンバーや資金、道具は足りているか?もし不足しているならどうしたらよいのか?
・指導してくれたり、サポートしてくれるおとなの人達は十分いるか?
・このプロジェクトから、何を学び、何を得たか?
・どんなことを次のプロジェクトにいかしていくか。
・これからの活動を決める。
ここが
ポイント!

1.いつでも「初心にかえり」、なぜこの活動をしているのか、みんなで確認しあいましょう!
2.目的をいつも心にとめて、精一杯ベストをつくしましょう!!
3.振り返った後に、お世話になった人に「ありがとう」を伝えることはとても大事なことです!

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ステップ7●楽しむことを忘れずに!

活動をしていると、時にはつらい事や大変なことがあります。
そんな時は活動を始めた時の情熱を思い出し、みんなで励ましあい、支えあって活動していきましょう。
また、仲間同士でお互いの良いところはほめ合いましょう!

そして、
イベントが終わった時などは、グループで映画を見に行ったりバーベキューをしたり…たのしんで、ね

ここが
ポイント!

お互いに楽しみましょう!!ボランティアは楽しくなくちゃ、続かない!

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体験談●クレイグ少年の場合

フリー・ザ・チルドレンを設立したカナダの少年、
クレイグ・キールバーガーは、次のように行動を起こしました!
1995年4月19日、カナダのトロントに住むクレイグは、いつものように新聞のマンガを読もうとしていました。
でも、この日は一つの記事が目に入りました。自分と同じ12才の男の子が殺されたというものだったからです。
この少年の名前はパキスタンという国で生まれたイクバル・マシー。
イクバルは貧しい家に生まれ、親の借金を返すために、6才から働かされました。
工場では他の子どもたちと一緒に奴隷のような自由のない毎日が続きました。
人権団体に救出されてからは、児童労働の恐ろしさ、子どもたちの権利を訴えて世界中を回って話をしました。
そして、銃で殺されたのです。

クレイグは、イクバルの生と死に強いショックを受けました。また、初めて、児童労働というものを知りました。
そして、働かされている彼らのために何かしたい、とクラスの前で話をしました。
そこで集まった12人の友だちと一緒に、「フリー・ザ・チルドレン」を作ったのです。

その後、児童労働についてたくさんのことを調べ、募金活動や児童労働問題を広める活動、
そして実際にインドをはじめとするアジアの国々を旅し、働く子ども達の現状を見てきました。
現在ではその活動は世界中に広がり、クレイグも活発に活動を続けています。

ここが
ポイント!

「すっごく、遠くて長い旅だって、はじめの一歩から始まるんだ」

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